- 2024年12月15日18:27:08更新
”遠回り”する所作の美しさ─ 書道家 根本知さん(後編)
NHK大河ドラマ『光る君へ』の題字、書道指導を担当された書道家・根本知さん。インタビュー前編では着物の好みや平安文化に魅せられたきっかけ、そして書道家とは?などうかがいました。後編では、大河ドラマの題字を担うこと、劇中での文字の書き分け、着物から得た学びなどについてお聞きします。
- LIKE1
- 157view
インタビュー
着物に関わる、様々な方のインタビューをご紹介いたします!
”遠回り”する所作の美しさ─ 書道家 根本知さん(後編)

──大河ドラマ『光る君へ』は、『源氏物語』を書いた紫式部が主人公。仮名文字も書も、ドラマの最重要モチーフでした。ドラマの核となる部分を任されていらっしゃいましたが、始めは平安時代の「時代考証」のお立場で参加されたと聞いています。
「はい。平安時代の時代考証ということで参加することになったのですが、僕の想いが強すぎて、望まれていること以上のことを言ってしまったんでしょうね。
自身がおばあちゃん子で、ずっと、祖母と一緒に大河ドラマを見て育ちましたから、表現されている時代と使われる文字のマッチングや、時代による筆の持ち方の違いなど、かなりマニアックなこだわりをお伝えしたんです。
その結果、ドラマの書きものをすべて任されることになりました。ですので僕は、どちらかというと美術スタッフとしての自負があります」

NHK大河ドラマ『光る君へ』の題字、書道指導を担当された書道家・根本知さん。
インタビュー前編では着物の好みや平安文化に魅せられたきっかけ、そして書道家とは?などうかがいました。
後編では、大河ドラマの題字を担うこと、劇中での文字の書き分け、着物から得た学びなどについてお聞きします。
『光る君へ』本日最終回!
続きはきものと公式サイトより!↓↓↓
この記事のライター
- 日本最大級の着物通販サイト