- 2022年2月17日0:21:14更新
“異国美”の都「Junko Sophieの秘伝京都」vol.10
ーさまざまな美の発見と、日本文化の奥座敷への探求、京都で暮らす女性としての新しい視点を。ー
京都きもの市場がお届けする、「きものと」にて必見コラム連載中!
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きものと、美しく
「きものと、美しく」というテーマにて着物と関わる様々な人のインタビューとコラムを
お届けします。
“異国美”の都「Junko Sophieの秘伝京都」vol.10
わが家の庭には白梅の木がございます。
京都の一年でもっとも寒いうちに蕾をほころばせ、鼻先をかすめるようにふわりと梅の香りが漂ってきますと、心に春の気配を知らせてくれます。
この冬は、どれだけこの梅の花が私を励まし、心をあたためてくれたことか…
節分を終えますと、春の足音を感じるようになるのもすぐ。
「節分」とは「季節を分ける」という意味で、季節が変わる日のことを指します。
豆をまくのは、中国の風習が日本にわたり、平安時代から宮中で行われていた儀式が広まったものだそう。
日本は古代から中世までは、中国を中心としたアジア諸国の影響を受けておりました。
室町時代には、香りを焚くことが香道になって、花を供えることがいけばなになって、茶道は、お茶を飲む習慣が精神的なことに重きがおかれ「わびさび」を体現するものに。
そして明治以降は、欧米から感化されてまいります…
今回のコラムでは、“異国美”の都…日本文化の奥座敷への探求、京都で暮らす女性としての新しい発見をご紹介いたします♪
きものとコラムでは、日本語・英語・中国語、三か国語にてお読みいただけます。
コラムの続きは、きものと公式サイトより!↓↓↓
アーティスト Junko Sophie Kakizaki
秋田県生まれ、京都在住。
いけばな草月流および、フランス式フラワーアレンジメント師範。茶道、着物文化プロモーター。
一般社団法人京都会所理事。
世界文化社「家庭画報」の家庭画報大賞にて、料理とフラワーアレンジメントで優秀賞。
幼少より祖母から華道や茶道を学ぶ。草月流師範を取得したのち、フラワーアレンジメントを習熟するためにパリに留学。ソルボンヌ大学文明講座終了後、エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラルにてディプロム、フランス国立園芸協会にてI級資格を取得。
帰国後、いけばなとフラワーアレンジメントを融合した講座を開催。
12年間教授したのち、日本の伝統工芸品とオートクチュール刺繍を融合させたジュエリーのデザインと制作をする。世界55ヶ国以上を旅しながら、現在は、ヨーロッパ各地や台湾で、着物や茶道など日本の伝統文化についての講演やデモンストレーションを行う。
京都をベースに伝統文化や芸術を再解釈し世界に発信、および執筆と撮影、展示会企画に打ち込んでいる。
この記事のライター
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