- 2021年12月29日23:39:30更新
師走、来る年も歓び笑って 「現代衣歳時記」vol.12
ー東京でサロン「enso」を主宰する伊藤さん。禅語や自身の哲学とともにスタイリングを紹介してくださるコラムも今年最後となりました。今回は、年末の大掃除で見つかる“タンスの肥やし”、結城紬の産地での出会いからの想い。一年の締めくくりにふさわしい禅語とともにお楽しみください。ー「きものと」にて連載中!
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きものと、美しく
「きものと、美しく」というテーマにて着物と関わる様々な人のインタビューとコラムを
お届けします。
師走、来る年も歓び笑って 「現代衣歳時記」vol.12

今年もあっという間に過ぎ去り、師走も残りわずか。
少しずつ仕事を納め、家の大掃除も本番でしょうか。
押し入れや収納の中をあらためて見直すと、意外に捨てるものが多かったりします。
私も以前は使わなくなったものを捨ててしまっていました。

特にクローゼットの中は“タンスの肥やし”ばかり。気づけば、2年くらい仕舞いっぱなしの洋服も。
しかし私は、着物で生活するようになった途端、自然と物を捨てるという習慣が減りました。
なぜならそれは、ヘアメイクやちょっとした着方でイメージを大きく変えられるから。またそれこそが「着物の醍醐味」でもあります。
京都祇園の禅寺に生まれ、東京でサロン「enso」を主宰する伊藤仁美さん。
禅語や伊藤さん自身の哲学とともにスタイリングを紹介してくださるコラムも今年最後となりました。
今回は、年末の大掃除で見つかる“タンスの肥やし”、そして結城紬の産地での出会いからの想いなど。
一年の締めくくりにふさわしい禅語とともにお楽しみください!
伊藤さんのコラムは、きものと公式サイトよりどうぞ!↓↓↓

伊藤仁美
京都祇園の禅寺に生まれ、和の空間に囲まれて育つ。 2015年活動の拠点を東京へ。
着物を日常着として暮らしはじめる。
完全予約制・紹介制サロン「enso」を主宰
現代生活によりそう多様性のある着物スタイルを提案しながら、古来より伝わる和のこころや美意識を、時を超えて繋いでゆく事をテーマとしている。
講演やイベント出演他、教育機関での講義やメディア連載なども行ないながら、商品企画も積極的にしている。
更にenso japan projectとして、ニューバランスとのコラボレーションムービーを発表。国内外のアーティストとも多数コラボレーションし、海外のメディア掲載など活動の幅を広げ、着物の可能性を追求し続けている。
現在は一児の母として、着物で過ごす日々にある豊かさも発信中。
https://www.instagram.com/hitomiito_/
この記事のライター
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