- 2021年8月5日16:20:39更新
浴衣の着こなし〜半衿、名古屋帯、足袋〜「徒然雨夜話ーつれづれ、あめのよばなしー」
ー黒無地の浴衣が締めたかった帯にしっくりはまって、久々になんだかとても新鮮な気持ちで着物を着た気が。やっぱり浴衣は楽しい。ー
京都きもの市場がお届けする、「きものと」にて必見コラム連載中!
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着物をまなぶ
「着物をまなぶ」というテーマにて、着物に関する様々な《まなび》のコラムをお届けします。
浴衣の着こなし 〜半衿とか名古屋帯とか足袋とか〜 「徒然雨夜話ーつれづれ、あめのよばなしー」第三夜

やっぱり浴衣は楽しい
先日、ほぼ一年ぶりの浴衣に袖を通しました。
ここ数年、絞りの浴衣を着ることが多かったのですが、ふと思い立ち、持ってはいたけれど存在を忘れていた(笑)黒無地の浴衣を着ることに。
本藍で波の柄が染められた、榀布(しなふ)の帯を締めたいなと思い、小千谷縮?絹紅梅?と一瞬考え……ただ、その日はあいにくの大雨予報。
おまけに片付け作業などもあったため、長襦袢は着たくないなぁと思ってしまい、その時点で浴衣一択となりました。
たとえ大雨であろうとも、あまり気を遣わなくて良いのが自然布の帯や浴衣の良いところ。
存在がたくましいというか…自分自身の気持ちも、何でもこいって感じで大らかに着ていられる気がします。
「そう言えば、あれがあったな」と、引っ張り出して着てみると、何だかしっくり、とても気持ちが落ち着く感じで。
黒無地浴衣、なんかいいなと。
これ、しばらくちょっとマイブームになりそうです。
詳しい内容は、きものと公式サイトより!↓↓↓

きものスタイリスト 秋月洋子
2003年にフリーランスのきものスタイリスト・もの書きとして独立後、雑誌や書籍でのスタイリングと記事執筆のほか、テレビドラマ、CM、映画等でのスタイリング、着付を手がける。着物まわりの小物ブランド『れん』、オリジナルデザインの帯留『九九』など商品プロデュースの他、書家としての側面も持ち自筆の着物や帯のデザインも手掛けている。
著書に『大人のおでかけゆかたコーディネート帖』、『おでかけ着物歳時記』(小学館)、『大人のゆかたスタイルブック』(講談社)などがある。
九九夜話 http://ququyawa.com
この記事のライター
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