• 2018年8月13日20:09:19更新

帯で楽しむ着物ファッション。浴衣にも使える半幅帯アレンジ集

着物でも浴衣でも、手軽に楽しめる半幅帯。帯の結び方を変えるだけで色んな着物ファッションを楽しむことができるんです。今回は、そんな半幅帯の色々な結び方について紹介します。

浴衣帯の定番・半幅帯。そもそも半幅帯とは、袋帯など普通の帯の半分の幅でできている帯のことを指します。着物でも浴衣でも使えて、しかも袋帯や名古屋帯のように、帯締めや帯枕などがいらないので、手軽に楽しめるのが嬉しいところ。着物に慣れている人はもちろん、初心者さんでも使いやすいので便利なんです。また、色んな結び方を楽しめるので、着物ファッションのおしゃれの幅もグッと広がります。今回は、半幅帯の色んな結び方を紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

やっぱりまずは定番から。『文庫結び』

半幅帯の結び方の定番といえば、やっぱり『文庫結び』。シンプルでとっても簡単なので、初心者さんには、まずチャレンジしておいてほしい結び方です。半幅帯は両面使いできるものがほとんどなので、慣れてきたら柄の出し方で変化をつけてみるのも面白い♪

文庫結びのやり方

ふんわり可愛い♡『リボン返し』

華やかでふんわりとしたフォルムがキュートな『リボン返し』。一見複雑そうに見えるけれど、実は簡単。途中まで文庫結びと同じなので、文庫結びをマスターしていればすぐにできちゃいます。ちょっと長めの半幅帯で作ると、ボリュームを出しやすいですよ。

リボン返しのやり方

華やかボリューミーに。『カラテア結び』

『カラテア結び』は、ロックな着物で有名なchokoさんが考案した結び方。ボリューミーで華やかさが印象的。帯の両面の柄をどちらも生かすことができるので、半幅帯の魅力を最大限に引き出せる結び方です。文庫結びやリボン返しに慣れてきたら、ぜひ挑戦してみて。

座り姿勢も楽ちん♪『吉弥結び』

男性着物でよく使われる『貝の口』と似ているけれども、ちょっと違って垂れが出るのが特徴。垂れの出し方に​よって「吉弥結び」や「やの字」と呼ばれてい­ます。椅子の背にもたれかかっても崩れにくく、邪魔にもなりにくいので、楽ちんです♪

吉弥結びのやり方

コンパクトなフォルムがおしゃれな『風船太鼓』

まるでキャンディーのようなフォルムでキュートな『風船太鼓』。一見お太鼓結びのようだけど、それより小さくて、コロンとした仕上がり。程よいカジュアル感で、大人可愛く魅せられます。

風船太鼓のやり方

着物にもぴったりな『半幅太鼓結び』

お太鼓結びのようなアレンジは、気品あふれる魅力的な着姿を演出。割り太鼓結びなどとも呼ばれます。夏着物にもぴったりで、紗献上の半幅帯を使えば、さらにワンランク上の上品さをアピールできます。半幅帯でもしっかりきちんと感を出したいときにおすすめ。

半幅太鼓結びのやり方

出典:http://girlydrop.com/girls/1853

色んな結び方を楽しめる半幅帯。通常半幅帯は3m60cm~4mくらいのものがほとんど。ボリューミーな変わり結びをするときは、最低でもそのくらいの長さがあるものを選ぶのがおすすめです。着物や浴衣姿をより魅力的に演出してくれる帯。「帯のおしゃれを楽しむ者が着物のおしゃれを制する」と言っても過言ではありません。色んな結び方をマスターして、おしゃれの可能性をどんどん広げていきましょう!

この記事のライター

さない ちえ

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