- 2025年3月24日20:47:00更新
自信に満ちた気丈な女君、雲居の雁 「源氏物語の女君がきものを着たなら」vol.15
平安の妻たちって夫の浮気にはさめざめと涙したり嫌味を含めた歌でも読んだり、拗ねて塞ぎ込んで見せたり……ただただ自分に飽きず通ってくれることだけを待つ受け身な反応が多い気がするんですが、雲居の雁は違うんですね。
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自信に満ちた気丈な女君、雲居の雁 「源氏物語の女君がきものを着たなら」vol.15
きものと読者の皆さま、こんにちは。tomekkoです。
「源氏物語の女君がきものを着たなら」前回は人並みの幸せを希求すればするほど不幸になっていく運命に逆らえなかった河辺の小舟のような女性、浮舟でした。
この人の不幸はすべて生きる選択肢の少ない時代背景のせい。生まれた場所と親の身分でほぼ人生勝ち負け決まっちゃいますもんね。
一方で残酷なぐらい ”THE・勝ち組”な女君もいるのです。紫の上や明石の君のような主役級の女君の人生はこの独特な時代背景があってこそなので共感しづらいところがありますが……

この千年も昔の物語の中に、まるで現代人の創作みたいな、とても感情移入しやすい女君がいるんですよ!
大河ドラマの影響もありまだまだ大好評連載中!
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この記事のライター
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