• 2024年12月29日15:24:23更新

現代的な感性の持ち主、女三の宮 「源氏物語の女君がきものを着たなら」vol.12

世間を知らず大人として成熟しないうちに親の身勝手で結婚させられた女三の宮が自我に目覚めたのは、若い男の強引で一方的な不倫関係の末、望まない妊娠出産をさせられたとき。生まれて初めて自分から強く望んだことは、出家でした。

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現代的な感性の持ち主、女三の宮 「源氏物語の女君がきものを着たなら」vol.12

こんにちは。tomekkoです。

源氏物語の女君の内面を掘り下げ、勝手に現代着物のコーディネートをしていく連載「源氏物語の女君がきものを着たなら」もついに年の瀬、12回目となりました!

今回はちょっと特殊な女君です。

みなさん天下の色男・光源氏と恋愛するからにはそれなりに魅力的だなぁ……と思うところが必ずあるんですよね。前回の藤壺女御なんかその最高峰なので、比較するとギャップがすごいかもしれません。

光源氏最後の正妻、女三の宮。

彼女には良い印象を持てという方が難しいかもしれませんね。物語がハッピーエンドに向かうところで特大爆弾となって紫の上と読者に地獄を見せた……って書くとすごい悪女の肩書きみたいだけど、本人がその自覚ゼロで、なんなら被害者ムーブなところにイライラしてしまうんですよね。

女三の宮の外見は、これまた名作漫画『あさきゆめみし』の独特の表情が脳裏に残っている人が多いのではないでしょうか? 黒目がちな瞳には光が宿らず、生気の無いお人形のような頼りなげなお姫様。

先帝である父(光源氏の異母兄)朱雀院から溺愛された申し分ない高貴な内親王ではあるけれど、その割に幼稚で隙だらけ。いつもぼんやりと薄膜が張ったように何を考えているのかもわからずされるがまま……

大河ドラマの影響もあり大好評!
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