- 2023年3月15日22:47:37更新
先達の姿から“粋”を知る― 歌舞伎俳優 尾上右近さん(前編)
ミュージカルに映画、ドラマにバラエティーと、活動の幅をひろげるなか、歌舞伎座でも大きな役を勤めるなど目が離せない存在の尾上右近さん。
『きものと』では着物と粋について。
そして30代を迎えられての歌舞伎俳優としての思いについてうかがいました。
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きものと、わたし
「きものと、わたし」というテーマにて着物と関わる様々な人のインタビューとコラムを
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先達の姿から“粋”を知る― 歌舞伎俳優 尾上右近さん(前編)
清元宗家の家に生まれましたが、幼いころ曾祖父である六代目尾上菊五郎の『春興鏡獅子』に魅了され歌舞伎俳優を志した尾上右近さん。
7歳のときに歌舞伎座『舞鶴雪月花』の松虫として、本名・岡村研佑の名で初舞台。
12歳のときに新橋演舞場『人情噺文七元結』の長兵衛娘お久役ほかで、二代目尾上右近を襲名。立役、女方どちらも演じる歌舞伎俳優として歩み出します。
冬の日の夕暮れ。
右近さんは落ちついた鼠色の紬のアンサンブルでいらっしゃいました。
ミュージカルに映画、ドラマにバラエティーと、活動の幅をひろげるなか、歌舞伎座でも大きな役を勤めるなど目が離せない存在の尾上右近さん。
『きものと』では着物と粋について。
そして30代を迎えられての歌舞伎俳優としての思いについてうかがいました…
尾上右近さんのインタビュー。
詳しい内容は、きものと公式サイトよりどうぞ!↓↓↓
歌舞伎俳優 二代目 尾上右近
1992年、東京都生まれ。
2000年4月、歌舞伎座『舞鶴雪月花』の松虫で岡村研佑の名で初舞台。
2005年1月、新橋演舞場『人情噺文七元結』の長兵衛娘お久、『喜撰』の所化で二代目尾上右近を襲名。
2010年1月、『旭輝黄金鯱』の戎太夫娘おみつで国立劇場特別賞を受賞。
2014年9月、名題適任証取得。
2015年、自主公演「研の會」第一回を開催。
2017年1月『しらぬい譚』の傾城綾機ほかで、7月『一條大蔵譚』の鬼次郎女房お京で国立劇場奨励賞を受賞。10月、新橋演舞場「スーパー歌舞伎Ⅱワンピース」にて主人公ルフィほか2役を演じ、注目を浴びる。
2018年1月『世界花小栗判官』の照手姫で国立劇場優秀賞を受賞。2月、七代目清元栄寿太夫を襲名。第三十九回松尾芸能賞新人賞受賞を受賞。
2021年、NHK大河ドラマ『青天を衝け』に孝明天皇役で出演。
2022年3月、映画『燃えよ剣』松平容保役で第42回日本アカデミー賞新人賞を受賞。
歌舞伎の舞台のほか、ミュージカルにも出演。テレビのバラエティーでも活躍し、歌舞伎俳優として広く知られる存在になっている。
この記事のライター
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