- 2022年4月1日14:18:53更新
祈りの心をきものに込めて 「きくちいまが、今考えるきもののこと」
ーおめでとうの気持ちを込めた装いは、誰が見てもほほえましく喜ばしいもの。ぜひ「お気に入り」を身に着けて、喜ばしい日を晴れやかに過ごしてもらいたいものです。ー「きものと」にてきくちいまさんの連載コラム!
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きくちいまの、きものと
エッセイスト・イラストレーター きくち いま さん
ほぼ一年中を着物で過ごし、着物ライフの楽しさをイラストとエッセイでつづる。
執筆の他、着物や帯などのプロデュースも手がけ「着物は人生に寄り添うもの。
おしゃれで楽しくて、お守りのような存在の布になれたらと願い、ものづくりをしています」と語る。
著書に「大人かわいい着物読本」(主婦と生活社)、「おとなのときめきふだん着物」(河出書房新社)、「買ってはいけない着物と着物まわり」(実業之日本社)などがあり、最新刊は「東京着物さんぽ」(GB)。山形県在住で、子3人犬1匹の母でもある。
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祈りの心をきものに込めて 「きくちいまが、今考えるきもののこと」vol.49
先月は長男と次男、それぞれの卒業式がありました。
着て行ったきものは、ピスタチオのジェラードのような柔らかな地色に、扇が品良く描かれた京友禅の付下げ。扇子は末広とも呼ばれます。末広がりに子どもたちの未来が輝くようにとの願いを込めました。
袋帯は波に花の柄。
いろんな波を乗り越えて、たくさんの花を咲かせてくれるといいな。
祈りといえばもうひとつ。
黄色と水色をコーデに入れて、世界平和を祈るのはどうでしょう。
前回の記事で「国花」について触れましたが、ウクライナの国の花はヒマワリ。青空の下に咲くヒマワリは、ウクライナの国旗と同じ色です。
わたしは最近ずっと藍染の糸(青と水色)とクサギの糸(黄色)で織られたマフラーを首に巻いていました。
マフラーの季節ではなくなってしまったので、次は水色の帯締めと黄色い帯揚げをして、ウクライナの人たちがこれ以上傷つかないことを祈っています。
詳しいコラムの内容と、きくちいまさんの連載は、「きものと」公式サイトにて! ↓↓↓
この記事のライター
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