- 2021年11月4日18:00:08更新
こんなにも奥が深い、和のコートの世界 「きくちいまが、今考えるきもののこと」
「一着のコートがあれば、中に着るきものが訪問着であろうと紬であろうと、それを着まわせるということ。つまり大事なのは、気に入った形を知る、ということに尽きるのです。」
京都きもの市場がお届けする、「きものと」にてきくちいまさんの連載コラム!
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きくちいまの、きものと

エッセイスト・イラストレーター きくち いま さん
ほぼ一年中を着物で過ごし、着物ライフの楽しさをイラストとエッセイでつづる。
執筆の他、着物や帯などのプロデュースも手がけ「着物は人生に寄り添うもの。
おしゃれで楽しくて、お守りのような存在の布になれたらと願い、ものづくりをしています」と語る。
著書に「大人かわいい着物読本」(主婦と生活社)、「おとなのときめきふだん着物」(河出書房新社)、「買ってはいけない着物と着物まわり」(実業之日本社)などがあり、最新刊は「東京着物さんぽ」(GB)。山形県在住で、子3人犬1匹の母でもある。
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こんなにも奥が深い、和のコートの世界 「きくちいまが、今考えるきもののこと」vol.39

こんなにも奥が深い、和のコートの世界
このたびコートの本を作るお手伝いをしました。その名も「和のコート集」。
きものの上に羽織る、いわゆる和装コートに特化した写真集のような本です。

藤工房 加藤静子 和のコート集
「世の中にはありきたりのコートが多く、それでは勿体ない」という熱い思いでコートを作り続けている和裁士の先生による作品集で、コートによって仕立ての難易度が★で表示してあります。
実際に撮影にも立ち会いましたが、こんなに種類があるなんてと驚くばかりでした。道中着、きもの衿、折衿、道行、被布衿、都衿、千代田衿。ちょっと並べただけでもこんなにあるんですよ。実はわたし、何を隠そう道行と道中着しか知らなかったんです。
一着のコートがあれば、中に着るきものが訪問着であろうと紬であろうと、
それを着まわせるということ。
つまり大事なのは、気に入った形を知る、ということに尽きるのです。
詳しいコラムの内容と、きくちいまさんの連載は、「きものと」公式サイトにて! ↓↓↓
この記事のライター
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