- 2021年10月14日18:57:21更新
神無月、まだ見ぬ美を求めて 「現代衣歳時記」vol.9
ー京都祇園の禅寺に生まれ、東京でサロン「enso」を主宰する伊藤仁美さんが、着物の楽しみ方や日々を軽やかに生きるヒントを教えてくれるコラム。今回は、伊藤さんの人生が変わったというお師匠さんとの出会いについて。禅語がより深く心に染み入る回想録です。ー京都きもの市場の「きものと」にて必見コラム連載中!
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きものと、美しく
「きものと、美しく」というテーマにて着物と関わる様々な人のインタビューとコラムを
お届けします。
神無月、まだ見ぬ美を求めて 「現代衣歳時記」vol.9
いつの間にやら夏が終わり、すっかり秋らしい季節が訪れました。
窓を開けていると外から入ってきた風が、そよそよと頬を撫でます。
こんな時、私にはいつも思い出す光景があります。季節の変わり目に着る単衣に身を包んだある女性の袂が風に揺れ、「いい風ね」と微笑む姿がーー
彼女に出会ったのは、私がちょうど30代に差し掛かった頃。
当時、私は大手の和装学院で4年ほど着付けについて学んでいました。
ただ授業でも疑問は尽きず、もっと着物の奥地に辿り着きたいという思いがあったのです。
そんな時に知人から「それなら、いい人がいるよ」とご紹介していただいたのが、80代の姉妹が二人で営んでいる着付け教室でした。
お二人に出会った時の衝撃は忘れられません。
京都祇園の禅寺に生まれ、東京でサロン「enso」を主宰する伊藤仁美さんが、着物の楽しみ方や日々を軽やかに生きるヒントを教えてくれるコラム。
今回は、伊藤さんの人生が変わったというお師匠さんとの出会いについて。禅語がより深く心に染み入る回想録です。
伊藤さんのコラムは、きものと公式サイトよりどうぞ!↓↓↓
伊藤仁美
京都祇園の禅寺に生まれ、和の空間に囲まれて育つ。 2015年活動の拠点を東京へ。
着物を日常着として暮らしはじめる。
完全予約制・紹介制サロン「enso」を主宰
現代生活によりそう多様性のある着物スタイルを提案しながら、古来より伝わる和のこころや美意識を、時を超えて繋いでゆく事をテーマとしている。
講演やイベント出演他、教育機関での講義やメディア連載なども行ないながら、商品企画も積極的にしている。
更にenso japan projectとして、ニューバランスとのコラボレーションムービーを発表。国内外のアーティストとも多数コラボレーションし、海外のメディア掲載など活動の幅を広げ、着物の可能性を追求し続けている。
現在は一児の母として、着物で過ごす日々にある豊かさも発信中。
https://www.instagram.com/hitomiito_/
この記事のライター
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