- 2024年12月22日23:13:04更新
実の妹と芸の道を突き進む 宮川町・ふく光さん 「令和の芸舞妓図鑑」vol.16
京都の寺社仏閣や芸舞妓さんの美しい写真を得意とする写真家・小見直人さんの作品で編む、きものと版「令和の花街図鑑」。普段はなかなかお目にかかれない芸舞妓さんたちの着姿をお愉しみください。令和6年最後を飾るのは、宮川町の芸妓・ふく光さんです。実の妹・ふく愛さんとの仲良しエピソードと共にお届けします。
- LIKE3
- 417view
花街のきもの
「花街のきもの」というテーマにて花街と関わる様々な人のインタビューとコラムをお届けします。
実の妹と芸の道を突き進む 宮川町・ふく光さん 「令和の芸舞妓図鑑」vol.16

京都の寺社仏閣や芸舞妓さんの美しい写真を得意とする写真家・小見直人さんの作品で編む、きものと版「令和の花街図鑑」。普段はなかなかお目にかかれない芸舞妓さんたちの着姿をお愉しみください。
令和6年最後を飾るのは、宮川町の芸妓・ふく光さんです。
実の妹・ふく愛さんとの仲良しエピソードと共にお届けします。

【ご本人コメント】
妹のふく愛とは、顔立ちはそこまで似てへんのどすけど、お拵えをして舞台に立つとよく似ていると言われます。「京おどり」フィナーレの宮川音頭では、地方の姉さんから「光てるちゃん、愛ちゃんいつ入れ替わったん?」と言われたこともあります。正面で向き合い踊ったときには、心通じ合って笑ってしまいそうに。実の姉妹であり花街でも盃を交わした姉、妹どすねん。お互いにとても心強い存在どす。妹のお三味線は凄いと思うています。お三味線を弾く姿、バチ捌きや音色もとても素敵と思います。
うちはお三味線はお稽古させてもうていますけどとても苦手どして……一番舞いが好きどす。これからも他の芸事も含めて、より一層お稽古きばっていきたいと思います。
お着物の着付けや身だしなみについては、舞妓の頃から屋形のお母さんに厳しく教えていただいて、いまでも身についています。衿の合わせ方や舞妓さんの日本髪、芸妓さんの島田の鬘。当たり前のことなのどすけど、とても大切なこと。綺麗にしてなあきまへんどす。京都弁で「じじむさい」と言われてしまいますので(笑)。
気になるコラム続きは…きものと公式サイトより!
↓↓↓

小見直人
1975年、京都市生まれ。
京都調理師専門学校を卒業後、ソムリエデビュー。
日本ソムリエ協会認定ソムリエ、同シニアソムリエ、同ソムリエエクセレンス取得。2009年から、京都にある著名なワインバーのカウンターに立つ。
趣味で京都の寺社仏閣、芸舞妓さんの撮影をしている間に、カメラにどっぷりハマってしまう。
ライフワークとして、Instagram等で写真をアップする日々。二代目愛機は、SONYのα7Ⅳ。
この記事のライター
- 日本最大級の着物通販サイト