• 2023年2月1日17:23:02更新

〜小説の中の着物〜 宇江佐真理『斬られ権佐』

小説を読んでいて、自然と脳裏にその映像が浮かぶような描写に触れると、登場人物がよりリアルな肉付きを持って存在し、生き生きと動き出す。

今宵の一冊は、宇江佐真理著『斬られ権佐』。
命を賭けて惚れた女を救った権左と、命を賭けて惚れた男を救った医者のあさみ。誇りを持って仕事をし関わる大切な人々を愛して生きるー

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「着物をまなぶ」というテーマにて、着物に関する様々な《まなび》のコラムをお届けします。

“粋”と“品”の本質 〜小説の中の着物〜 宇江佐真理『斬られ権佐』「徒然雨夜話ーつれづれ、あめのよばなしー」第二十一夜

今宵の一冊は、宇江佐真理著『斬られ権佐』。

全身に八十八ヶ所もの刀傷を負いながら、文字通り命賭けで惚れた女を救った権左と、同じく命を賭けて治療にあたり惚れた男を救ったあさみ。そして、2人の間に生まれたひとり娘お蘭。

日本橋呉服町においても少々名の知られた腕の良い仕立て屋である父の元で、その後を継がんと修行を積んでいた権佐。しかし6年前の生死の境を彷徨う大怪我により、思うようにならない身体ではそれは叶わぬことと思い極め、家族の着るものや期日に縛られない仕立て直しものなどを主に手掛けながら八丁堀与力の小者(手先)という裏の仕事も務めています。

物語の始まりは、権佐の父次郎左衛門の仕事風景から…

唐桟縞の小紋を羽織に。
縞とはいえ、やはり染めならではの華やぎがあり江戸好みで小粋な雰囲気が漂います。

作中に登場するのは本来の唐桟なので、木綿の織物ですから張りのある素材だったと思いますが、現代で羽織ものにするなら柔らかものがおすすめ。織の素材はどうしても張りが出過ぎて身体が嵩張った感じになってしまうので、綺麗な落ち感のある素材の方がしなやかに身体に沿ってくれます。

逆にいえば、男性や、女性でもとても細身の方などで、身体を大きく見せたい、身体のラインを拾わず着姿に張りを持たせたい、といった場合は織の羽織はぴったりです。

小説をモチーフにした素敵なスタイリングのお話…
詳しくは、きものと公式サイトより!↓↓↓

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