- 2022年3月2日18:57:48更新
雛祭りコーデで春を謳歌する! 「きくちいまが、今考えるきもののこと」vol.47
ーお雛様の帯は持っていなくても、菜の花色と、桃色の小物を組み合わせたら一気に春らしく、雛祭りの雰囲気になります。赤と青のアクセサリーを並べてお雛様に見立てるのもいいですね。ー「きものと」にてきくちいまさんの連載コラム!
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きくちいまの、きものと
エッセイスト・イラストレーター きくち いま さん
ほぼ一年中を着物で過ごし、着物ライフの楽しさをイラストとエッセイでつづる。
執筆の他、着物や帯などのプロデュースも手がけ「着物は人生に寄り添うもの。
おしゃれで楽しくて、お守りのような存在の布になれたらと願い、ものづくりをしています」と語る。
著書に「大人かわいい着物読本」(主婦と生活社)、「おとなのときめきふだん着物」(河出書房新社)、「買ってはいけない着物と着物まわり」(実業之日本社)などがあり、最新刊は「東京着物さんぽ」(GB)。山形県在住で、子3人犬1匹の母でもある。
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雛祭りコーデで春を謳歌する! 「きくちいまが、今考えるきもののこと」vol.47
雪に埋もれるように暮らしているわたしにとって、色鮮やかな雛祭りの話題はいかにも春の訪れという感じがして、張りつめていたものがふっと緩むような感覚になります。
出かけた先のお店などに小さな雛飾りを見つけたときも、春が近づいている気持ちになって嬉しくなるのです。
我が家の場合は、立春を過ぎた大安の日にお雛様を出します。そして3月3日が過ぎると「せっかく出したのだし、旧暦まで飾っておこう」と言って片付けからするりと逃れ、いよいよ4月3日を過ぎたころにようやく片付けの重い腰を上げるのが恒例。
手のひらサイズのお雛様だけを玄関に飾って、それでよし、ということにしたい気持ちと、頑張って出したい気持ちで揺れています。
娘に「あなたも手伝ってよ」なんて言いたくなるものの、これは親が子どもの成長を願って出すものだよな、と思い直して自分を励ましています。……はい、次の大安には必ず……。
かつて大阪に行ったとき、三人官女が描かれた帯をしている女性を見かけました。帯締めとの色のバランスもとっても素敵だったので、「素敵な帯ですね!」と声をかけました。
するとその女性は「ええやろ。後ろ(お太鼓)はもっとええんやで」とおっしゃるのです。
詳しいコラムの内容と、きくちいまさんの連載は、「きものと」公式サイトにて! ↓↓↓
この記事のライター
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