ふくらんで見えない、総絞りのコーディネート「今井茜、季節の着物コーディネート」

2024年2月17日23:46:03更新

ふくらんで見えない、総絞りのコーディネート「今井茜、季節の着物コーディネート」

京都祇園、ニューヨーク、東京と、3都市の着物スタイルを知る今井茜さん。
「女性らしさ」や「上品さ」をキーワードとして、装う方の魅力を引き出すコーディネートをご提案します。

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コーディネート

着物に関する素敵な《コーディネート》のコラムをお届けします♪

ふくらんで見えない、総絞りのコーディネート「今井茜、季節の着物コーディネート」vol.12（最終回）

立春を迎え、みなさまいかがお過ごしでしょう。

月初は花街でお節分の行事に参加しました。

芸妓さんが普段とは違うお師匠さんから踊りを習い、お客様の厄を払って新年の幸せを願うため、数日間だけ披露してくれるのです。

そして2月3日は、旧暦での新しい年を、長野県・白馬村で迎えました。
「季節の節目＝節分」という由来から、現在は、旧暦の新年である立春（2月4日頃）の前日が「節分」になるのですね。

花街時代、憧れのお姉さんが本疋田のお引きずりを着ていました。なんて贅沢なお着物だろう……いつかは私も、と夢見たもの。

着付けにおいては、「絞りの着物は太ってみえるから」と敬遠されるお声をよく耳にします。
着た時に膨張して見えない着方ができれば美しさが一層引き立ちますね。

普段の着付けでもそうですが、絞りの着物の際には「布を体に添わす」ことを特に念入りにされると良いと思います。

私自身もその点を意識して着付けるようにしています。

京都祇園、ニューヨーク、東京と、3都市の着物スタイルを知る今井茜さん。

「女性らしさ」や「上品さ」をキーワードとして、装う方の魅力を引き出すコーディネートをご提案します。

今井茜さんの素敵なコーディネートは、きものと公式サイトより♪　↓↓↓

ふくらんで見えない、総絞りのコーディネート「今井茜、季節の着物コーディネート」vol.12（最終回）

きものと

今井茜

昭和57年、藤間流入門。
平成10年に舞妓お店出しをし売花奨励賞など多数受賞。平成18年の芸妓引退後は渡米し、平成20年にARTE GROUP INC.を設立および『京風きつけ教室』NY教室を開校。

平成26年、東京教室開校。
舞妓になるため京都へ移住後、京都祇園で仕込み・舞妓・芸妓として勤めた後花街を引退。ニューヨーク渡米。帰国後は着付け以外に、呉服販売・悉皆・誂え・派遣業・着物制作企画・監修デザイン・コンサルティング業などを行う。独自の理論に基づくヘアレクチャーも人気。