- 2023年9月30日22:55:54更新
覚性律庵の大阿闍梨と稲刈り 「#京都ガチ勢、大西さん家の一年」vol.9
扇子製造卸を営む大西常商店の4代目、大西里枝さん。家業に新風を吹き込む若き女将がつぶやく、ガチ勢な京都暮らしの本音炸裂ツイートが、いま注目を集めています。
毎年ゆかりある田んぼにて、田植えと稲刈りをお手伝いする里枝さん。
今年は、滋賀県の仰木集落にある覚性律庵まで行ってきました。
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きものと、暮らす
「きものと、暮らす」というテーマにて、着物に関する様々な《暮らし》のコラムをお届けします。
覚性律庵の大阿闍梨と稲刈り 「#京都ガチ勢、大西さん家の一年」vol.9
今回の目的地である仰木棚田は、比叡山麓の丘陵地に位置する。琵琶湖を一望できる棚田で、その歴史は1200年にも亘る。
比叡山からの湧き水と標高が高いゆえの寒暖差を有する仰木集落でつくられる米は、献上米に選ばれるほどの上質なものだったが、いまでは専業農家が一軒になってしまったという。
この日の里枝さんの出で立ちは、汚れてもOKなデニムきもの。合わせたのは、締めやすい半幅の博多帯をざっくりと貝の口で。
取材先までは里枝さんの運転だったため、帯は持参。
着くなり、玄関先でいつの間にか帯結びが完成していた。さっと手拭いをかぶって、万全の稲刈りスタイルに。
足元は、ランニング用のウェアとシューズ。残暑が厳しくとも、稲刈りに肌の露出は厳禁。かぶれないためにも、素肌を晒さないに越したことはない。
しかし、気合い十分でやって来たものの……
出発時から降っていた雨脚はどんどんと強くなり、残念ながら稲刈りは延期となったのだった。
コラムの続きは是非、きものと公式サイトよりご覧ください!↓↓↓
大西里枝
1990年生まれ。
立命館大学卒業後、大手通信会社に勤める。
結婚、出産を機に京都へ転勤後、2016年8月に大西常商店に入社。
4代目を担う立場として新商品開発や職人の育成に積極的に関わるなど奮闘する。
この記事のライター
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