- 2024年11月18日16:23:42更新
いまを生きる女性に寄り添う『夢訪庵』の表現 「京都できもの、きもので京都」
都会的にきものを着たい人、シンプルシックに装いたい人、現代的で軽やかな着姿が想像できるのが、夢訪庵の真骨頂だと感じました。
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きもので行くなら
「きもので行くなら」というテーマにて、着物でお出掛けするのにぴったりな場所をコラムにてご紹介します。
いまを生きる女性に寄り添う『夢訪庵』の表現 「京都できもの、きもので京都」vol.18
私の周りにもファンが多い京都の帯ブランド・夢訪庵。
「あ、これだ!」と思える帯と出合いました
4月後半、東京代官山で開かれた展示会にはたくさんのお客様がいらして、みなさん楽しそうにくつろいだ時間を過ごしているのが印象的でした。
私もずいぶん長居して「あ、これだ!」と思える帯と出合いが!
仕立て上がった帯をおろして、京都の展示会に向かいました。
『夢訪庵』は、染織作家・桝蔵順彦さんのブランドです。
お父様、お祖父様、母方のご親戚も含め、みな何かしら染織分野を生業にするお家に生まれた桝蔵さん。
小さな頃から西陣の技や脈々と受け継がれる京呉服の伝統を見聞きして育ちました。
一方で、桝蔵さんだけが持つ明るくてキュートな感性、マダガスカルの巨大な蚕やブラジル産の原木など素材への探究心は、既成概念を超えてどこまでも自由。
いたずらっ子のように目をキラキラさせて面白いお話を聞かせてくれたり(中身は糸や染め、織り、図案に対する真摯な姿勢と豊富な知識に裏打ちされたお話)、心温まるホスピタリティに満ちた展示会を進行されたり、そのご主人ぶりは夢訪庵に集まるみなを多幸感で包んでくれます。
気になるコラムの続きはこちらよりどうぞ♪
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山崎 陽子
福岡生まれ。(株)マガジンハウスで『クロワッサン』『オリーブ』『アンアン』の編集部に勤めた後、フリーランスに。
女性誌やライフスタイル誌の編集者として活躍。
8年前より大人の洋服ブランド「yunahica」を友人と立ち上げる。きもの暦は10年目ながら、その着こなしが評判となり、著書『きものが着たくなったなら』『きものを着たら どこへでも』、そして新刊『おとなの浴衣、はじめます』(すべて技術評論社)が好評。1年のうち、180日弱をきもので過ごしている。
この記事のライター
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