- 2023年9月11日0:18:27更新
9月の着物コーデは夏あり冬ありのグラデーション!
いつまで夏物を着ていいのか、いつから単衣にするといいのか。夏帯なのかそうじゃないのか、半衿は絽なのかそうじゃないのか。迷いに迷って、周りに聞けば聞くほどわからなくなってしまう……
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きくちいまの、きものと
エッセイスト・イラストレーター きくち いま さん
ほぼ一年中を着物で過ごし、着物ライフの楽しさをイラストとエッセイでつづる。
執筆の他、着物や帯などのプロデュースも手がけ「着物は人生に寄り添うもの。
おしゃれで楽しくて、お守りのような存在の布になれたらと願い、ものづくりをしています」と語る。
著書に「大人かわいい着物読本」(主婦と生活社)、「おとなのときめきふだん着物」(河出書房新社)、「買ってはいけない着物と着物まわり」(実業之日本社)などがあり、最新刊は「東京着物さんぽ」(GB)。山形県在住で、子3人犬1匹の母でもある。
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9月の着物コーデは夏あり冬ありのグラデーション! 「きくちいまが、今考えるきもののこと」vol.75
はい、今年もやってまいりました、問題の9月!
いつまで夏物を着ていいのか、いつから単衣にするといいのか。夏帯なのかそうじゃないのか、半衿は絽なのかそうじゃないのか。
迷いに迷って、周りに聞けば聞くほどわからなくなってしまう、きもの初心者にとっては鬼門の9月です。
何度でも言いますが、きものを着る上で大切なのは「気分よく、その時間を過ごすこと」。
わたしなら「夏の名残り」と開き直って絽や麻を着ますが、どうしても単衣を着たいなら、中に着る襦袢を麻にしたりして工夫するかな。
一般的に9月は単衣のきもの、と言われますが、上旬なら夏物でもいいんですよ。実際に祇園の舞妓さんや芸妓さんも、9月の上旬はまだ絽を着ています。
以前インタビューをさせてもらったことがあるんですが、9月1日から一気に衣更えするということはなく、「周りのお姐さんが単衣を着始めたら、それに倣う」とのことでした。
現実はグラデーションなんですよ…
気になるコラムの続きと、きくちいまさんの連載は、「きものと」公式サイトにて!
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