• 2022年11月11日22:36:31更新

筆一本で魅せる線のぬくもり 「古谷尚子がみつけた素敵なもの」vol.11

ーにわかには想像しがたい… "手描きの縞”をご存じでしょうか。シンプルだけど奥深い、そして優しいリズムを奏でる匠技。フリーハンドで描かれるその現場に、古谷さんが突撃します!ー「きものと」にてコラム連載中!

きものと、わたし

「きものと、わたし」というテーマにて着物と関わる様々な人のインタビューとコラムを
お届けします。

筆一本で魅せる線のぬくもり 「古谷尚子がみつけた素敵なもの」vol.11

文楽を観に行った国立劇場で素敵な縞のきものの後ろ姿にくぎ付けになったことがあります。

千筋くらいのたて縞に季節の染め帯。

きもの姿としてはとてもシンプルな装いだけど、凛とした、という表現がぴったりで、知性と教養を醸し出していました。

国立劇場でお見かけした方と同じく体型はスレンダーな方ですが、モノトーンなのにどこか温かく親しみやすい縞に見えました。

あれ?染めものなんですね。

え?手描きではないですか!!

ちょっと待って、着尺って13mありますよね、13mも縦の線をまっすぐ描くってこと?

想像できません!

これは実際に現場に突撃するしかないと、その手描き縞きものの生みの親、東京手描友禅の伝統工芸士・高橋孝之先生を訪ねることにしました…

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