- 2022年6月23日12:10:47更新
お気に入りの下駄を見つけて一年中楽しもう!「きくちいまが、今考えるきもののこと」
ーあるデパートの呉服売り場で下駄を探したことがありました。季節は冬。東京の冬は積雪もないし、新年から履く新しい下駄をと思ってのことだったのですが、売り場の方に「下駄は夏のものですから、冬に来ても下駄はありませんよ」と言われてしまったのです。驚きました。ー「きものと」にてきくちいまさんの連載コラム!
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きくちいまの、きものと
エッセイスト・イラストレーター きくち いま さん
ほぼ一年中を着物で過ごし、着物ライフの楽しさをイラストとエッセイでつづる。
執筆の他、着物や帯などのプロデュースも手がけ「着物は人生に寄り添うもの。
おしゃれで楽しくて、お守りのような存在の布になれたらと願い、ものづくりをしています」と語る。
著書に「大人かわいい着物読本」(主婦と生活社)、「おとなのときめきふだん着物」(河出書房新社)、「買ってはいけない着物と着物まわり」(実業之日本社)などがあり、最新刊は「東京着物さんぽ」(GB)。山形県在住で、子3人犬1匹の母でもある。
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お気に入りの下駄を見つけて、一年中楽しもう! 「きくちいまが、今考えるきもののこと」vol.54
自宅のボイラーが壊れまして、お風呂に入れない日々を温泉通いで過ごしました。一般的には銭湯通い、と言ったほうがわかりやすいでしょうか。わたしが住む山形県は温泉地で、すべての自治体で温泉が湧いているので、日帰り温泉がたくさんあるのです。
ところで、わたしにとっての「お風呂上りの必需品」と言ったらなんだと思いますか?
答えは、下駄です。素足に履く下駄の心地よさは何物にも代えがたい!
実はわたし、下駄が大好きで、それこそ何種類も並べて使い分けをしています。お出かけ用には鎌倉彫。お風呂上りやちょっとサンダル代わりに履くときは杉のもの。鉄線が刺繍されている鼻緒の下駄は、あまりにも素敵なので箱にしまいこんだまま、いつか娘にと思いながら、年に一度開いて眺めてうっとり、というものもあります。
あるデパートの呉服売り場で下駄を探したことがありました。季節は冬。
東京の冬は積雪もないし、新年から履く新しい下駄をと思ってのことだったのですが、売り場の方に「下駄は夏のものですから、冬に来ても下駄はありませんよ」と言われてしまったのです。驚きました…
気になるコラムの続きと、きくちいまさんの連載は、「きものと」公式サイトにて!↓↓↓
この記事のライター
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