- 2025年4月20日15:46:57更新
芸妓であれる日々に感謝 宮川町・千賀遥さん 「令和の芸舞妓図鑑」vol.18
芸舞妓さんの素顔を切り取ることに定評のある写真家・小見直人さんの作品で編む、きものと版「令和の花街図鑑」。彼女たちの何気ない仕草や思わぬ表情を見逃がさない小見さんの写真を通して、芸舞妓さんの素顔に迫る連載です。今回は、宮川町の芸妓・千賀遥さん。
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花街のきもの
「花街のきもの」というテーマにて花街と関わる様々な人のインタビューとコラムをお届けします。
芸妓であれる日々に感謝 宮川町・千賀遥さん 「令和の芸舞妓図鑑」vol.18

芸舞妓さんの素顔を切り取ることに定評のある写真家・小見直人さんの作品で編む、きものと版「令和の花街図鑑」。
彼女たちの何気ない仕草や思わぬ表情を見逃がさない小見さんの写真を通して、芸舞妓さんの素顔に迫る連載です。
今回は、宮川町の芸妓・千賀遥さん。2020年12月に衿替えをして、すっかり落ち着いた雰囲気で魅せる自前さんの登場です。

【ご本人コメント】
ずっと撮ってもらいたかった小見さんからお声がけいただいて、ちょっと緊張しながら、気合い入れてお化粧しました。ちょうど桜の開花宣言後の撮影やったので、一番好きな桜のお衣装で撮ってもらえる!と嬉しい気持ちでいっぱいどした。
うちはお花の中でも桜が何より好きなので、自前さんになったときにあるお姉さんからいただいたこのお着物が一番のお気に入りどす。桜は咲いたと思たらあっという間に散ってしまうので、その貴重な桜が咲き誇っている柄が綺麗で、裾にかけて散る花びらも映えるお衣装なんどす。
お花メインで枝やらは墨色の暈しになっているので、シンプルどすけど印象的でもありますね。着物の地色も薄い色が好みなので、大切に着させてもろてます。大好きなお衣装で撮影してもらえて、ほんまに嬉しく思ってます。
お着物の良いところは、お袖を通して帯を締めると気持ちがシュッとして、「今日も頑張ろう!」って気になれるとこどす。
自前さんになって4年目になり、自分の時間が持てるようになったので、お稽古のない日やお休みの日には美術館めぐりや、舞台を観に行ったりしています。歌舞伎や劇団四季、宝塚歌劇団にミュージカル……とにかく気になったものは観に寄せてもろてます。
気になるコラム続きは…きものと公式サイトより!
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小見直人
1975年、京都市生まれ。
京都調理師専門学校を卒業後、ソムリエデビュー。
日本ソムリエ協会認定ソムリエ、同シニアソムリエ、同ソムリエエクセレンス取得。2009年から、京都にある著名なワインバーのカウンターに立つ。
趣味で京都の寺社仏閣、芸舞妓さんの撮影をしている間に、カメラにどっぷりハマってしまう。
ライフワークとして、Instagram等で写真をアップする日々。二代目愛機は、SONYのα7Ⅳ。
この記事のライター
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