- 2021年6月3日15:13:20更新
きものにカビがつかないようにするために 「きくちいまが、今考えるきもののこと」
ー これまでにしていたように、夏には鮮やかな赤や爽やかなピンクを、秋にはこっくりとした濃い赤やオレンジの口紅をして、帯締めをリンクさせるコーディネートを楽しみたいです。ー
京都きもの市場がお届けする、「きものと」にてきくちいまさんの連載コラム!
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きくちいまの、きものと
エッセイスト・イラストレーター きくち いま さん
ほぼ一年中を着物で過ごし、着物ライフの楽しさをイラストとエッセイでつづる。
執筆の他、着物や帯などのプロデュースも手がけ「着物は人生に寄り添うもの。
おしゃれで楽しくて、お守りのような存在の布になれたらと願い、ものづくりをしています」と語る。
著書に「大人かわいい着物読本」(主婦と生活社)、「おとなのときめきふだん着物」(河出書房新社)、「買ってはいけない着物と着物まわり」(実業之日本社)などがあり、最新刊は「東京着物さんぽ」(GB)。
山形県在住で、子3人犬1匹の母でもある。
きものにカビがつかないようにするために
親戚の葬儀のため、桐箪笥の中にしまってあった、わたしと母のそれぞれの黒紋付を出したときのことです。
同じ箪笥の同じ引き出しに入っていたのに、母の黒紋付だけ白いカビが点々とついていて、まるで”酢昆布”のようになっていたのです。
黒紋付を着ないわけにはいかないので、慌てて吊るして、ブラシでカビを払い、母はそれを着て葬儀に参列したのですが、カビは増えますし、他のきものにもカビがうつってしまっては困ります。同じ場所に収納するわけにはいかず、いつもわたしのきもののお手入れをしてくれる専門の方に送り、カビ抜きをしてもらいました。
しかし、なぜ同じ箪笥の同じ引き出しに入っていたのに、母のきものだけカビが?
理由はたとう紙でした。
コラムの続きと、きくちいまさんの連載は、「きものと」公式サイトにて! ↓↓↓
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