- 2025年3月17日22:41:00更新
『鍛金工房 WESTSIDE33』の鍋たち 「京都できもの、きもので京都」
人が手を動かして時間をかけてつくった良質なものは、修理やお手入れを経て、また次の10年20年をともにすることができる。きものとの共通点を感じてやまない、三十三間堂西隣の鍛金工房を再訪しました。
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きもので行くなら
「きもので行くなら」というテーマにて、着物でお出掛けするのにぴったりな場所をコラムにてご紹介します。
年月を経た槌目に感謝『鍛金工房 WESTSIDE33』の鍋たち 「京都できもの、きもので京都」vol.21

銅の玉子焼器は20年もの、ゆきひらやしゃぶしゃぶ鍋は15年が経ちました。
毎日のように使って、時には焦がし、ガシガシ洗ってもへこたれない。それは職人が金槌で丹念に叩いて加工成形した「鍛金たんきん」だからこそ。
久しぶりに訪問し、玉子焼器をお手入れに出したらピカピカになりました!

もともとは西陣織の糸染め用の鍋など、業務用の専門的な金属鍋を作っていたこちらの工房。
やがて老舗店から鍛金鍋の注文を受けるようになり、料理人の評判が評判を呼んでそちらがメインの商材となったそう。
「鍛金製品の卸しだけでは未来につながらないし、料理家の方たちからのリクエストもあり、1994年にギャラリー&ショップをオープンしました」
と、社長の寺地茂さんは振り返ります。
私が『WESTSIDE33』を知ったのは、「京の台所」というテーマでの雑誌取材がきっかけでした。確か料理研究家さんのご紹介だったように記憶しています。
それが20年ほど前のこと、寺地さんにいろんなお鍋を見せていただき、銅の玉子焼器を購入しました。
何しろサイズ展開が豊富で、それぞれの生活スタイルに合ったサイズが見つかります。

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この記事のライター
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