- 2024年9月28日13:31:20更新
【Q21】色留袖の出番は? 「いまさんの着物お悩み相談室」
エッセイスト・イラストレーター きくちいまさんによる人気連載、”着物お悩み相談室”。
Instagramにて実際にいただいたお悩みより……今回は、色留袖の出番についてお答えいただきます!
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きくちいまの、きものと
エッセイスト・イラストレーター きくち いま さん
ほぼ一年中を着物で過ごし、着物ライフの楽しさをイラストとエッセイでつづる。
執筆の他、着物や帯などのプロデュースも手がけ「着物は人生に寄り添うもの。
おしゃれで楽しくて、お守りのような存在の布になれたらと願い、ものづくりをしています」と語る。
著書に「大人かわいい着物読本」(主婦と生活社)、「おとなのときめきふだん着物」(河出書房新社)、「買ってはいけない着物と着物まわり」(実業之日本社)などがあり、最新刊は「東京着物さんぽ」(GB)。山形県在住で、子3人犬1匹の母でもある。
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【Q21】色留袖の出番は? 「いまさんの着物お悩み相談室」
Q:色留袖の出番がなく寂しいので、良い使い方などありましたら特集お待ちしております。
色留袖=黒留袖のカラーバージョンなわけですが、色留袖を着るのはなぜか、親族でも「祖母」や「大伯母」など「年齢が上の人」というイメージがあるように思います。
黒留袖は親族や仲人として結婚式に着るきものですが、色留袖は結婚式だけでなく、他のシーンでもいろいろと着られます。
また、決して高齢者用の式服ではないんです。
色留袖を着るシーンですが、まずは叙勲(じょくん)。
本人もしくは配偶者が叙勲した場合、女性は色留袖を着用します。
実はわたしの母が色留袖を買うとき、「娘がいつか叙勲したときにはぜひこれを着せよう」と思ったそうです。
そもそもなぜわたしが叙勲?と目がテンになりましたが、まぁ母という生き物は、子どもに過度な期待をし、盛大な勘違いをする生態があるのだな、と冷ややかに見ておりますけどね。
友人のお父様が叙勲された時にお母様がお召しになっていた色留袖姿が忘れられません。
上品で本当に素敵でしたよ。
気になるお悩みの回答の続きは、ぜひ「きものと」にてご覧ください!!
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