- 2023年11月30日23:24:46更新
妙心寺塔頭『桂春院』、紅葉狩りは静かにゆったりと 「京都できもの、きもので京都」
躑躅の刈込みに大きな傘を広げるように色づく楓!
決して広くないけれど、高低差を巧みに利用して奥行きを出した遠州系の庭に、心の波風が静まるのを感じました。
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きもので行くなら
「きもので行くなら」というテーマにて、着物でお出掛けするのにぴったりな場所をコラムにてご紹介します。
妙心寺塔頭『桂春院』、紅葉狩りは静かにゆったりと 「京都できもの、きもので京都」vol.6
京都市の花園の地に、塔頭46寺を持する妙心寺は、一度訪れてみたかったお寺です。
月曜から木曜の朝、東京のFM局「J-wave」で妙心寺退蔵院副住職・松山大耕さんのお話『目覚めのコラム』(8:10頃)を聴いているので、「妙心寺」というお寺さんの名前はすっかり脳に染み込んでいます。
そんな話をしたところ、「桂春院の庭園の紅葉、素敵ですよ」と教わりました。
小雨の降る朝、門をくぐり、しんとした方丈を訪ね、四つの庭を拝見しました。
京都に紅葉を見に行くというと、以前は11月半ばを予定していましたが、ここ数年、市中では11月後半から12月初旬が見ごろになってきたように感じます。
嵐山の見ごろが11/17〜 清水寺が11/21〜 東福寺が11/24〜(2023 紅葉ch.より)ですので、ピークは11月4週目なのでしょう。
今年は11月12~13日に訪れました。やはりちょっと早かったかな?という印象。でも、色づき始めた紅葉を独り占めできるという特典もあります。
観光客でごった返す名所を避け、ひっそりお出かけするとなおさらいい時間が過ごせます。
書院と茶室の間は二重の襖で仕切られ、露地庭も目立たないように遮られ、厳重に守られていた様子がわかります。
茶湯というものが、いかに魅惑的な作法であり芸事、文化であったかに思いを馳せながら、栗のお菓子と薄茶をいただきました。
気になるコラムの続きはこちらよりどうぞ!
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山崎 陽子
福岡生まれ。(株)マガジンハウスで『クロワッサン』『オリーブ』『アンアン』の編集部に勤めた後、フリーランスに。
女性誌やライフスタイル誌の編集者として活躍。
8年前より大人の洋服ブランド「yunahica」を友人と立ち上げる。きもの暦は10年目ながら、その着こなしが評判となり、著書『きものが着たくなったなら』『きものを着たら どこへでも』、そして新刊『おとなの浴衣、はじめます』(すべて技術評論社)が好評。1年のうち、180日弱をきもので過ごしている。
この記事のライター
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