- 2025年4月27日15:00:42更新
ギャップがあった女君を振り返り! 「源氏物語の女君がきものを着たなら」(最終回)
自分が着物を着る時には、出かける場所の目的や季節などを考慮してコーディネートしますが、「今日は紫の上の気分♪」というようにキャラクターの概念コーデを楽しむのも面白いと思います!
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着物をまなぶ
「着物をまなぶ」というテーマにて、着物に関する様々な《まなび》のコラムをお届けします。
ギャップがあった女君を振り返り! 「源氏物語の女君がきものを着たなら」vol.16(最終回)
きものと読者の皆さま、こんにちは。tomekkoです。
昨年の大河ドラマ愛が爆発して描き始めた「源氏物語の女君がきものを着たなら」、全15回に渡りお送りしてきましたが、いかがでしたか?

現代とは全く違う価値観、生活様式の中に生きる女性作家紫式部が、上下様々な社会を人間観察して描き出した壮大な物語。
どう考えても私たちよりも見られる世界は狭いはずなのに、不思議なことに現代にも「いるいる!」と共感できちゃうキャラクターの数々。千年経っても愛され読まれ続ける作品にはそれだけの理由があるんですね。
私はもともと歴史や古典が好き。……と言っても源氏物語はそんなに深掘りしたことがなく、幼少期に読んだ漫画のイメージを持ったまま学生時代に数種の現代語訳を読んだことがある、という程度でした。原文に至っては途中で挫折したクチで、受験対策で有名な部分を読み比べたぐらい。
なので今回、改めて1人ひとりの登場人物に焦点を当ててじっくり原文を読み返してみると、意外な発見の宝庫で、それはそれは楽しいひとときでした。
物語が愛され、演劇や二次創作にアレンジされていく過程でよりインパクトのある出来事や心情が強調されてしまったり、逆に、実は結構重要人物なはずなのに印象薄く描かれていた人もいたり……
途中からは私もできる限り先入観を捨てて、原文から改めて感じ取るように意識してみました。
ということで最終回では……
”とりわけ元の印象とギャップがあった女君”を振り返ってみましょう!
大河ドラマの影響もあり大好評!
最終回のコラムの続きは、「きものと」公式サイトにて!↓↓
この記事のライター
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