- 2021年7月1日23:37:19更新
短い夏だからこそ 素材を楽しむ、織の着物「徒然雨夜話ーつれづれ、あめのよばなしー」
ー短い夏だからこそ、味わえるものがある。例えどんなに暑くても、これが着たいからがんばるか……暑いけど!という気にさせてくれるくらいの魅力に溢れた夏素材の数々ー
京都きもの市場がお届けする、「きものと」にて必見コラム連載中!
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着物をまなぶ
「着物をまなぶ」というテーマにて、着物に関する様々な《まなび》のコラムをお届けします。
短い夏だからこそ 〜素材を楽しむ、織の着物〜 「徒然雨夜話ーつれづれ、あめのよばなしー」第二夜

短い夏だからこそ。
絽、紗、羅。
いわゆる、着物初心者向けのマニュアル本を制作する際に「夏の素材」として取り上げられるのは、せいぜいこの辺りでしょうか。
夏は短いし、着ない人も多いし、そうそうページ数は割けないし…などなど、何とも夢のない大人の事情により、さらりと触れる程度で終わっていることが多いかと思います。
(まぁそれも残念ながら、事実と言えば事実ではあるので致し方ないことではあるのですが)
当然のことながら、着る人のライフスタイルにより、着用頻度の高低は変わってくるものですが、これから着物を着てみようかという方に夏の着物としてご紹介するのがフォーマル、浴衣の両極端なアイテムのみというのは、ちょっともったいない話だなと思うのです。
お茶などのお稽古をなさる方は、柔らかものの着用機会も多いことでしょう。
ただ、そういったお稽古など用ではなく、単に好きで着ているだけの私としては、夏の素材の魅力は、普段着の部分により多くあるような気がしています。
詳しい内容は、きものと公式サイトより!↓↓↓

きものスタイリスト 秋月洋子
2003年にフリーランスのきものスタイリスト・もの書きとして独立後、雑誌や書籍でのスタイリングと記事執筆のほか、テレビドラマ、CM、映画等でのスタイリング、着付を手がける。着物まわりの小物ブランド『れん』、オリジナルデザインの帯留『九九』など商品プロデュースの他、書家としての側面も持ち自筆の着物や帯のデザインも手掛けている。
著書に『大人のおでかけゆかたコーディネート帖』、『おでかけ着物歳時記』(小学館)、『大人のゆかたスタイルブック』(講談社)などがある。
九九夜話 http://ququyawa.com
この記事のライター
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