- 2023年6月15日23:11:07更新
能楽のいろは ~女流能楽師・田中春奈さんに聞く~ 「気になるお能」vol.1
無表情な面、聞き取れない言葉、古い価値観——能楽へのハードルは高く感じてしまいがち。
室町時代から受け継がれてきた日本を代表する舞台芸術への扉を、一緒に開いてみませんか?
まずは入門編。女流能楽師として活躍する田中春奈さんに、能楽を愉しむ「いろは」を教えてもらいましょう。
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能楽のいろは ~女流能楽師・田中春奈さんに聞く~ 「気になるお能」vol.1
基本中の基本!「能楽」ってなに?
「能」と「狂言」を合わせて「能楽」。
室町時代から途絶えることなく演じられてきた能楽は、豊臣秀吉や徳川家康といった武将たちにも愛されました。2008年にはユネスコ無形文化遺産に登録され、海外からも高く評価されています。
「能」は、舞と台詞や歌パートの謡い(うたい)と、楽器パートの囃子(はやし)に合わせて演じられる歌舞劇。
最も特徴的なのは、多くの曲で演者が能面という仮面をつけていることです。登場人物は人間だけではなく、神、鬼、妖怪、亡霊・精霊など“この世のものではないもの”も登場します。
「お能も現代劇と同じように観て楽しむもの。マナーも基本的な舞台芸術と同じなので、難しく考えなくて大丈夫です」
と教えてくれるのは、金剛流能楽師として活動している田中春奈さん。
表情な面、聞き取れない言葉、古い価値観——能楽へのハードルは高く感じてしまいがち。
室町時代から受け継がれてきた日本を代表する舞台芸術への扉を、一緒に開いてみませんか?
女流能楽師として活躍する田中春奈さんに、能楽を愉しむ「いろは」を教えてもらいましょう。
詳しくは、きものと公式サイトより!↓↓↓
田中春奈
能楽シテ方金剛流師範、公益社団法人能楽協会会員。
1998年入門、故宇高通成師に師事。米国Pitzer大学にて文学士号、京都芸術大学大学院にて芸術修士号取得。
能楽師としては、2004年より公益社団法人能楽協会 nohgaku.or.jp 所属。
2006年熱田神宮能楽殿に於いて、能「花月」にて初シテ。その後は毎年行われる名古屋能楽堂での若鯱能及び、定例公演に出演他、2008年より海外での能楽公演、ワークショップ(フランス、ベルギー、米国、スロベニア、韓国他)のアレンジメント及び通訳兼アシスタントを多数務める。
大学講師としては、2006年より6年間、京都精華大学人文学部シナリオ技法(演劇)の講義を担当、2014年以降は日本福祉大学に招聘されゲスト講師として登壇し、今年で9年目を迎える。
また2016年に京都市が発足した、京都市認定通訳ガイド(第一期)としても活動し、海外ツーリストの京都での特別な文化体験のプロデュースや、国際会議の際のVIPレセプションやパーティーでの京都市長及び各国大使などの歓談通訳も務める。
この記事のライター
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