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世界初!畳アートの個展「畳の個展2020」~光の反射で色を変化させる畳~

畳デザイナー 山田 憲司さんによるアートイベント「畳の個展2020」が2020年12月16日から12月20日まで渋谷区恵比寿の「弘重ギャラリー」にて開催されます。

個展では六角形の畳を使用し、それらを回転させ光の反射を利用して3段階の色の濃淡を表現し、1,000パーツのヘキサゴンを組み合わせて、例えば「人の顔」から「ドクロ模様」、「金魚」、さらに組み替えることで「文字」を表現する、世界初の【無限畳】ライブパフォーマンスを行う予定。

今まで畳のデザインはワンパターンしかありませんでしたが、畳職人としての技術とデザイン力を活かし、独自技術によりどんな形の畳でも作り出すことを可能に。畳の床を大きなキャンパスに見立ててデザインすることにより、実用とアートが共存する作品になっています。

コンセプトは、「感動」×「空間」。イグサの向きを変えることで、光の反射を計算し、同じ素材でも色が変わってみえるトリックアートのような面白い畳アートを実際にご覧ください。


■畳デザイナー 山田 憲司さん
岐阜県羽島市で明治2年から畳屋を営業している山田一畳店の5代目。年々畳の需要は減少している中、日本固有の伝統産業である畳文化を盛り上げていきたいと考え、様々な空間(和風×洋風・モダン×クラシック)に対応することができる畳を試作。デザイン性の高い畳を作る、畳アーティストとしても活動。

■ 経歴
1983年 畳屋の5代目として生まれる
2006年 建築会社に勤務
2018年 畳屋の跡取りとなる
2018年 変形畳の研究を開始する
2019年 デザインアート畳 発表

■ その他
・公益財団法人岐阜県産業経済振興センターがおこなう、2018年度の事業可能性評価でA判定を取得
・羽島市が実施する優れた技術を有するものに認定する、2019年はしマイスター認定される。


■ 山田 憲司さんメッセージ
奈良時代から続く1,300年の歴史をもつ畳ですが、近年、畳の生産量は住宅の洋風化と共に激減しています。その原因の一つは、畳のデザインは長い間、正四角形のみであり、現代の洋風住宅の需要に応えられなくなっているところです。そこで、どんなインテリアにも対応できるデザインの畳を作りたいと思い、変形畳の開発を始めました。開発を始めてから2年ほどたち、ようやく細かいデザインまで畳で表現できるようになり、個展開催までたどり着きました。今回の個展がきっかけとなり、畳需要の増加、そして海外活動へのきっかけとなってくれれば良いと思っております。

畳は、日本独自で始まった固有の伝統文化であり、まだ他の国では知られていません。イグサという柔らかい素材を床に使っているのは、世界的に見ても非常に珍しいです。この独特で素晴らしい文化である畳を、アートと融合させることで世界中の人に伝えていきたいです。

  • 世界初!畳アートの個展「畳の個展2020」~光の反射で色を変化させる畳~
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このイベントの投稿者

KIMONO BIJIN

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女の子の着物メディアKIMONO BIJIN

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