着物に魅せられ、日本に暮らして30年。着物に関する研究を続けながら、その魅力を国内外に広めることをライフワークにしているシーラ・クリフさんの初の写真集『SHEILA KIMONO STYLE』(東海教育研究所 ※10月25日発売)の出版を記念してトークイベント「恋する着物」が12月8日(土)に開催されます。
シーラさんは、大学で教えるときも、友人に会うときも、ほぼ毎日着物。メディアや世界中の着物ファンからも注目を浴びる彼女の個性が光る、古着やアンティークを中心とした”私服”を紹介するオシャレな写真集『SHEILA KIMONO STYLE』は、発売前にして早くも話題になっています。
出版記念イベントでは、シュールで、ポップで、デコラティブな独特の世界観で着物ファンを魅了する着物・オブジェ作家の重宗玉緒さんを特別ゲストに迎え、お互いの“着物愛”をたっぷりと語り合います。対談後のティータイムにはプチ交流会も実施予定。シーラさんと重宗さんから、着こなしのコツを教えてもらえるかも♡
このほか、シーラ流着物コーディネートのポイントや写真集の撮影裏話なども披露。イギリス人であるシーラさんから見た“着物の美”を紐解きつつ、芸術品や文化の枠をこえた“ファッション”としての着物の可能性に迫ります。
\\出版記念トークイベント「恋する着物」//
1.対談「着物×ファッションは無限大」
✤ 特別ゲスト:重宗玉緒(着物・オブジェ作家)
着物をファッションとして楽しむ秘訣は? お互いの“着物愛”をたっぷりと語り合います
2.ティータイム&プチ交流会
出演者や参加者と自由に交流!たくさん写真を撮ってシェアしよう!
3.KIMONO撮影裏話
✤ ゲスト:タッド・フォング(写真家)
『SHEILA KIMONO STYLE』に掲載している着物写真の撮影あれこれをこっそりお教えします。
\\出演者プロフィール//
✤ シーラ・クリフ(Sheila Cliffe)
1961年イギリス生まれ。リーズ大学大学院博士課程修了。埼玉大学、立教大学の非常勤講師を経て、現在十文字学園女子大学教授。大学で英語と着物文化を教える傍ら、国内外で着物展覧会やファッションショーの企画・プロデュースをするなど多彩な活動を展開。2002年、民族衣裳文化普及協会「きもの文化普及賞」を受賞。著書に『日本のことを英語で話そう』(中経出版)。17年には、これまでの研究結果をまとめた英語版の著書『The Social Life of Kimono』(Bloomsbury)を出版。クリエーターとして注目を集めるAKIRA TIMES初の写真集『KIMONO times』(リブロアルテ)の出版サポートなど、活動の幅をさらに広げている。
https://www.facebook.com/Kimono-52376183722/
【ゲスト】
✤ タッド・フォング (Todd Fong)
1969年アメリカ生まれ。サンノゼ州立大学で映画製作を専攻するが、写真家としてのキャリアを追求するために退学。カリフォルニア、シンガポールに在住後、現在は東京で写真家として活動中。2014年から「箪笥開きプロジェクト」の写真家として、シーラ・クリフの研究をサポートしている。
https://www.toddfong.com/
【特別ゲスト】
✤ 重宗玉緒(しげむね たまお)
山口県出身、東京在住。多摩美術大学テキスタイルデザイン専攻卒業。大学在学中に大正~昭和初期のビンテージ着物に魅せられ、自分で着物を着始めると同時に着物や浴衣の制作を開始。制作のメインテーマは「メメントモリ=死を想え」。現在は手描きの下絵をもとに完全オリジナルの着物や帯を制作、イメージビジュアルのディレクション、スタイリングまでトータルで手がけ、日本国内だけでなく海外でもファッションショー、作品撮影や展示会出展を行う。2018年にイギリス・ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館に、振袖「Engagement ribbon」「西陣織袋帯 ウロコ」が永年収蔵、20年春に同博物館にて開催される大規模な着物の企画展で展示されることが決まっている。
http://tamao.thebase.in/
イベントページ(外部サイト)
http://www.tokaiedu.co.jp/kamome/contents.php?i=846
※イベント内容や、きもの来場特典の内容はやむを得ぬ理由により、予告なく変更になる場合があります。
★2018年10月25日発売:写真集『SHEILA KIMONO STYLE』詳細▼
http://www.tokaiedu.co.jp/kamome/booksdet.php?i=16
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https://www.kimonobijin.jp/contents/detail.asp?c=1&id=359