• 2017年7月27日20:57:28更新

浴衣姿も3割増し!?日本舞踊から学ぶ着物・浴衣で女度UPの所作を伝授

400年以上もの歴史を持つと言われる、日本の伝統芸能・日本舞踊。ゆったりとしたイメージの踊りですが、正しい姿勢・身のこなしなどは、意外にも、体幹を軸に全身の筋肉を使うもの。日常の所作に取り入れるだけで、普段の会釈や、振り返る際の身体のひねりのふとした動作から品格をつくることができます。

夏着物や浴衣を着てたくさんお出かけしたいこの季節。
でも、着物や浴衣を着るなら、すれ違う人が振り返っちゃうくらい美しく着こなしたい!

素敵な着物、キレイな着付け、バッチリなヘアメイク。

これでカンペキと思ってませんか?

特に和装の時は、日常の何気ない動作が、その人の印象をがらりと変えてしまうことも。

そう。素敵な着物美人の秘訣は動作・所作にもあるんです。

素敵なお着物をさらに美しく魅せるためにも、品良く、ちょっとドキッとしちゃうような着物所作を学んでおきたいものです。

日本舞踊って、どんなイメージがありますか?
実際に見たことがない方や、なんだか難しそうだしハードルが高そうなイメージをお持ちの方も多いかもしれません。

日本舞踊の知識は、ステージ上のパフォーマンスだけでなく、和装の時の仕草や、もちろん普段の生活にも取り入れることができ、知っていると女度ぐんっとUPかもしれません。

私は、一条流の家元である一条寿翠(じゅすい)を継いで三代目を襲名すべく、現在修行中です。日本舞踊は、6歳の誕生日の6月6日から始めました。

余談ですが、楽器や舞踊などの伝統芸能では、芒種と梅雨のこの時期、6月6日が「稽古はじめ」といわれています。これは、歌舞伎・能・狂言などの伝統芸能の「初稽古」は6歳の6月6日に始めるのが良いとされてきたからなんです。

指を折って数えると、6でちょうど小指が立つため「子が立つ」として縁起の良い日とされたようです。
さらに昔からゾロ目は縁起がいいとされ、6が3つ並ぶ6歳の6月6日に何か芸事を習い始めると子が一人立ちすると言われたそうです。その由縁は世阿弥の「風姿花伝(ふうしかでん)」からきています。

出典:http://seikatuwaza.com/4100.html

日本古来の文化には、人間の「姿勢」を強く意識しているものがあります。

日本舞踊や能、歌舞伎は立ち姿勢。そして茶道の場合は座り姿勢ですが、これらの共通点は、背筋がピンと伸びており、関節の動かし方が骨格のバランスを崩すことなく美しいということ。古来より、「人間のしくみに素直な姿勢というのは美しい姿勢である」という認識があるのです。

日本舞踊の動きは、ゆったりとしているため、一見「運動している」という感じはないかもしれません。でも、実はこうした「和の動作」は、意外にも体幹をはじめとしたインナーマッスルが重要なんです。

身体運動科学の第一人者である石井直方さんは、体をゆっくりと動かすことで筋力を鍛える「スロートレーニング」というものを推奨しています。「スロトレ」の主な動きは、動作中に力を抜くことなく、ゆっくりと「3~5秒程度かけてあげて、3~5秒かけて下げる」というものですが、これはまさに日本舞踊そのもの。

体を支え、姿勢を維持するにはある程度の筋力が必要です。しかし、必要な筋力が衰えると、猫背のように正しい姿勢ではない方が楽だと体が勘違いしまい、見た目だけでなく、健康そのものにも悪い影響が及んできてしまうのです。

まずは、基本の立つ・座る仕草に意識を向けましょう

日本舞踊で座り姿勢から立つ場合、上体がぶれることなくスッと立ち上がるのが美しい姿勢です。「よいしょ」と反動をつけて立つ姿は、美しくありません。

膝立ちの状態からスッと立ち上がるには、太ももの筋肉が必要です。少しでも変な立ち方をすると膝が痛くなるんです。
正しい立ち方は「膝の向き・立ち上がるときのつま先の向き」が同じ方向を向いていること。

日本舞踊の基本姿勢である、中腰。
その「中腰姿勢」こそが、普段の美しい姿勢を保つための筋力トレーニングになるのです。

電車に座っている時、足が開いてたりしていませんか?

立つ時、歩く時、座る時……そんな何気ない行動に、一番「素の自分」が出ているんです。

就活の面接やデート、大切なイベントのためだけに、「今日だけはちょっと姿勢を正しく」では、短時間は頑張れたつもりでも、周りから見てどこかぎこちなかったり、結局姿勢が崩れて素の自分に戻っていたりと、突然では美しい姿勢を維持したり振る舞うのは難しいものです。

だから普段からの心掛けが大事なんですね。いつも背中心を意識して、上半身・下半身のバランスを良くしていきましょう。

はんなり仕草と人気アプリ「BeautyPlus」で、浴衣姿をさらに美しく♡

着物・浴衣を着たらやっぱり写真や動画を撮ってSNSにアップしたいという方も多いのでは?

撮り方ひとつでイイネの数もきっと変わるはず。

そこで、私たちが実践している、着物・浴衣写真をステキに撮るポイントをご紹介します。

① 着物の形、見せたい柄を考える

着物の形や、柄の良さが最大限伝わるような動きやポージング、背景を考えてみましょう。
衣紋や衿、帯周りなどを入れながら、いろいろ角度を変えてみましょう。

② ゆったりとした仕草

日本舞踊から学ぶ美しい所作は、写真を撮る時のポージングにも生かせます。

「ゆっくりはじめて、おわりに余韻を持たせる」というのが、和装での美しい所作の基本です。ゆったりとした仕草を取り入れて、まるで舞台のワンシーンを切り取ったような「絵になる」姿を心がけてみるとGOOD。

③ キレイに撮れる美カメラアプリを利用する

①・②ができても、写真の加工が悪いと見栄えもよくないですよね。
やっぱり写真の加工は重要です!
ビューティアプリの力も借りて実力以上の一枚を残しましょ。

左は、ごくごく普通の自撮りですが、右は袖口の握り方や表情にも、ちょこっと日本舞踊の仕草を取り入れて見ました。

浴衣や着物を着て写真を撮るとき、袖口の扱いにちょっと困ることも。

小指・薬指・中指の三本で袖口を握って、親指は人差し指を曲げて合わせて、手が見えないように袖で隠せば美しく見えるんです。

また、目を必要以上に大きく見せようと力を入れて開くのではなく、色っぽい流し目にすることで、艶っぽい美しさが生まれるのです。

世界中2億人以上の女子が使ってるカメラアプリ「BeautyPlus」は私たちオススメのアプリ。
ナチュラルにふんわりとした質感で、肌の粗を目立たなくし、明るくしてくれるので手放せません♡

美肌加工や顔がさらにキレイに撮影できるのはもちろん、照明が整っていない環境で撮影した写真も簡単に明るく補正してくれるので、どんな場所でも、このアプリなら大丈夫◎

是非みなさんも使ってみてくださいね。

8月6日(日)のイベントで、浴衣で自撮りするコツを伝授します!

8月6日(日)に開催する「和OW Nation」主催の浴衣女子イベント「YUKATA FUSION」では、「BeautyPlus」のアプリを使った浴衣でかわいく美しく自撮りするコツを伝授しちゃいます♡

また、この記事監修の日本舞踊家 一条 寿が、実際に日本舞踊の役立つ基本仕草を皆さんに伝授♪いろいろマスターして女度たっぷりな写真を撮りまくっちゃおう。

イベントでは、今年も、簡単に参加できるインスタジェニックコンテストを実施します。

今回特別賞として、「BeautyPlus」にご協力いただき、THREEのコスメセットやオリジナルグッズなどの豪華商品が当たっちゃいます♡また、会場の「BeautyPlus」ブースでは、その場で絶対何かが当たる抽選会も実施。

女子には嬉しいコンテンツ満載です♡

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