- 2023年7月5日0:56:51更新
夏越の祓には水無月 「#京都ガチ勢、大西さん家の一年」vol.6
扇子製造卸を営む大西常商店の4代目、大西里枝さん。
家業に新風を吹き込む若き女将がつぶやく、ガチ勢な京都暮らしの本音炸裂ツイートが、いま注目を集めています。
2023年社長となる彼女が母から受け継いでいく「大西さん家の季節行事」に密着する一年。
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きものと、暮らす
「きものと、暮らす」というテーマにて、着物に関する様々な《暮らし》のコラムをお届けします。
夏越の祓には水無月 「#京都ガチ勢、大西さん家の一年」vol.6
朝早く、里枝さんから送られてきた画像には、足元に広げられた2枚の浴衣が写っていた。
「菊は季節的にあれですかね。注染はちょっとラフかな。どっちがいいですかね…!?」
日に日に、ぐんぐんと暑さを増すこの時季、毎日浴衣を着ているという里枝さんからのSOS。
何を着てもその朗らかさと透明感が損なわれるわけではないが、ちょっとわたわたしていそうな写真が微笑ましかった。
いまの季節は、扇子屋にとって一年で最大の書き入れ時。当然、休みらしい休みは取れていない。
「季節労働者ですから」と笑っていたが、菖蒲を打ちつけていた日と比べると少し疲れも見受けられた。
そんな折の「夏越の祓」である。
「夏越の祓」とは、一年の折り返しにあたる6月30日に行われる行事で、上半期の穢れを落とし、残り半年の無病息災を祈願する清めの儀式。
下半期を無事に乗り切るためにも、この日ばかりは万障繰り合わせて茅の輪をくぐらなければならない。
いざ、ゆかん…!
コラムの続きは是非、きものと公式サイトよりご覧ください!↓↓↓
大西常商店 四代若女将 大西里枝
1990年生まれ。
立命館大学卒業後、大手通信会社に勤める。
結婚、出産を機に京都へ転勤後、2016年8月に大西常商店に入社。
4代目を担う立場として新商品開発や職人の育成に積極的に関わるなど奮闘する。
この記事のライター
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