染色技法「しごき染」を知ってもらうアカウントです。

京小紋 SHIGOKI

京小紋 SHIGOKI

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しごき染ってご存知ですか?
京友禅の最終工程である、蒸し工場だからこそできる染色技法。

最終工程では染められた反物を、100℃にもなる蒸し箱にいれ染料を美しく発色させ、定着させます。そして、工場内にある人工川にて余分な糊や染料を落とす友禅流しを行います。

そしてやっと、美しい反物が出来上がります。

しごき染は、染めたばかりの反物をそのまま蒸し箱に入れて蒸し、水洗を行います。
通常の染の反物よりも美しい発色。
引き染ではできない、両面染も可能な染色技法です。

1日200反以上も染めていた時代もありましたが、現在は1/10に減りました。
機械ではできない手仕事の繊細な染、今後も継承するために「京小紋 SHIGOKI」を立ち上げました。