• 2017年6月20日14:56:52更新

6月に着るきものって?

きものは季節によって素材が変わり、柄や着こなしを変えて楽しめます。
きものに興味を持ち始めて最初に戸惑うことが、この「季節の決まり事」という方も多いと思います。

さて、今回は今からの季節に大活躍な単衣(ひとえ)についてご紹介いたします。

きものは生地と仕立て方で「袷(あわせ)」「単衣(ひとえ)」「薄物/夏着物」の3種類に分けられます。

「袷」は10月~5月、「単衣」は6・9月、「薄物/夏着物」は7・8月に着用するのが基本的な決まりです。
ですから、6月にきものを着ようと考えておられる方には「単衣」をお勧めします。

しかし、春先でも気温の高い日は単衣を着たり、逆に真夏にクーラー対策のため袷を着る場合もあります。結婚式やお茶会などの格式を重んじる場では季節に沿った着付けが宜しいと思いますが、日常に着るきものはご自身の気分や体調に合わせて自由に楽しんで頂きたいです。

そもそも単衣きものって?

単衣とは、裏地を付けずに仕立てた衣類の総称で、着心地が軽やか。実は、ほとんどが袷と同じ生地が使われています。つまり、裏地を付けると袷にもなり、逆に袷の裏地を取って単衣にすることもできます。

一般的に単衣は6・9月に着られていますが、日常に着る場合は袷では暑苦しくなってきたと感じてきたら、4月の終わり頃から単衣をお召しになる方も多くいます。特に木綿のものは風通しが悪く夏に着るには向いていないため袷の時期にもよく着られています。

出典:http://www.bbth.co.jp/kisste/post-20/

では、単衣に合わせる長襦袢はいかがでしょうか。
実はきものと長襦袢では合わせる時期が少しずれます。

長襦袢の場合、「袖無双(袷用)」11月~4月、「単衣」5月・10月、「薄物(夏物)」6月~9月になります。

そして、帯の場合、「袷物」10月~5月、「夏物」6月~9月になります。

帯締めと帯揚げは帯と同じ、「袷物」10月~5月、「夏物」6月~9月になります。

道具によって適切な時期が違うので慣れるまではわかりにくいと思いますが難しく考える必要はありません。洋服でも暖かくなってきたら羽織るものがコートからカーディガンに代わり、暑くなってくるとシャツ1枚になり、真夏には半袖やノースリーブを着用し、また涼しくなってきたら厚手の服装を着用する・・・これと全く同じことです。

ただ、きものは見た目の形が同じなので違いがわかりにくく、きものに馴染みがない人には同じに見えるのです。
しかし、暖かい時期には裏地のない単衣を着る。真夏には単衣でも暑いので、生地が薄手の盛夏や浴衣を着る。また涼しくなってきたら単衣に戻る。ただそれだけのことなのです。

出典:http://www.bbth.co.jp/kisste/post-20/

段々と夏が近づき気温が高くなってきますと、きものを着ると大変蒸し暑く、厳しいと思われる方も多いと思います。

しかし、そんな時期こそ、きものを着て見た目から涼やかで粋な気分を味わって頂きたいです。

このまとめのライター

いまいあえか

きもの大好き*俳句勉強中*日々精進

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